Q.うさぎの目が良いと聞いたけど本当?
目の良さと言っても何を基準にするかによりますが、うさぎの視力はけっして良くありません。
うさぎの視力を人に例えると、視力は0.05~0.1くらいと言われています。
しかし、その視野角は360度あります。
うさぎは自然界では常に狙われる存在であるため、危険に敏感です。
ほぼ全てを見渡せる視野と、長い耳による音の感知で、危険をチェックできないといけないからです。
うさぎの活動時間は、日が出始める前の明け方からや、日が落ちる頃からの夕方などの薄暗い時間のため、光に対して敏感です。
光に対する感度は人の8倍はあると言われています。
ですが、赤に対する近くが弱い(赤色弱)です。
お伝えしたとおりに、うさぎは、人よりも目の良い部分を持っていますが、反面、弱いこともあります。
360度ある視野角も、立体的に見えるのは正面(10度)で、その他はぼんやり見えているだけのようです。
うさぎの生活は、そうした目の良さと悪さが反映したものになりますので、気をつけてあげる必要があります。
うさぎに食事や水を気付いてもらう必要が?
うさぎは視力が良くないために、食事に気付かないで野菜などを食べずに腐らせてしまうことがあります。
そのため、それが野菜だと匂いを覚えさせたり、食事を与える時間を決めてパターン化するなどの必要があります。
水を与える際に給水ボトルを利用する場合は、視力だけの問題ではなく、それが水が出るものと気付いていないこともあります。
食事も水も、うさぎに覚えてもらう必要があると覚えておきましょうね。